広場に戻る時、一緒に踊ってください。
  このホーム頁の名前「地球音楽庵小節街道音作り工房」を決定させたのは、このCDにもよります。
  シルクロードの訳は「絹街道」やけど、音楽の要素や楽器が伝わった街道とする観点から「さわりの音色街道」では気持ち的には良いけど、名前の響きが少し固い。その内、小生の色々な音具などに「小節街道」の名前を使い始めめて間もなく、このCDの第1巻が有る情報が入り、思うところが同じ方も居てはんねんなぁ、と感心しました。
  それ以後、小生の自己紹介の時の所属は、「地球音楽庵小節街道音作り工房」と確定した次第です。
世界こぶしめぐり
続編
AB130

  このCDの最大の魅力を一言で言えば、楽音文化圏のモーツァルトの音楽(交響曲や歌劇や四重奏曲など)と、さわりの音色文化圏のエジプトの今の各種伝統音楽が、どちらかに媚びることなく、対等に音楽の対話を楽しんでいる点でしょう。
  各楽曲の構成は、交響曲とエジプトの渋い声やナイ・ケマンチェ・カーヌーンなどが語り合ったり、双方の子守歌を重ねたり、ピアノとウードが交互に奏でたりユニゾンしたり、エジプトの楽器が奏でている合いの手を洋楽の管弦楽団が担当したり、モーツァルトの曲をエジプト風に改作したりなどしてます。その上、あたかも以前から普通に対話しているような構成やさかいに、「この構成を相当した人 やるやん!」ですわ。
  鳴り物は、モーツァルトの曲にも、タブラ(アラブ全般ではダラブッカの名称が多い)・レックなどのアラブの打楽器が、ごく自然に共演してます。
  平成17年度の音楽会(11月)の5年の合奏曲に、TV新世界紀行の主題曲「自由の大地」を、原曲での主旋律を多く担当しているピアノを箏で担当することを最初に決め、洋楽の打楽器では物足りなさを感じたまま編曲に取り組んでました。そして、9月にこのCDとの出逢い、地球音楽版「自由の大地」の構成が出来ました。
 共演した打楽器は、勿論、エジプトの高音用ダラブッカと低音用ダラブッカ、それに、インド方面のジャンジャなどが活躍しました。
モーツァルト
イン
エジプト
TODP−
67726