順不同で、紹介してます。
詳しくは、
それぞれの本を開いて下さい、
地球音楽広場に
戻る時、
一緒に踊って下さい。
授業や音楽会ですぐ使える楽しい箏楽譜集 CD付き
和楽器・日本の音楽を楽しもう
授業のための箏入門   
 新学習指導要領の影響で、最近ようやく全国のあちこちでの和楽器の指導の実践がされるようになってきてる。そやけど、どないこない言うたかて、この実践を30年も前から切り開かはったのは、この茅原芳男先生である。10年ほど前に現役を引退されているが、今なお精力的に、この活動の牽引者として活動してはります。 この本の一番の目玉は、柱を全部並べて使う古典的な方法では、低学年児童や初心者には糸が目移りして、弾く糸が定まらへん。そこで、2音のわらべ歌を奏でる時は柱を2個だけ立れば、糸を迷わずに奏でられるという利用方法の紹介が、初めの部分にある。これは、伝統に固執される方は、「そんなん伝統やおへん」と拒否しはるでしょうが、学校での利用は、大いに推薦します。ほんま、ぜひ、どうぞ。
 子ども達を無理なくぐんぐんいつの間にか引き込んでいく技、短時間で効率よく指導していく様は清水宏美先生とは違った指導技術ではあるが、山内先生は今のところ小学校の教師として横綱級の人として紹介されるべきでしょう。人柄も、謙虚であってしかも積極的であり、人望も厚い。 山内先生は、「楽しい箏楽譜集」でも紹介していますが、学校の職員・地域の人・大学の先生などと連携されての活動は群を抜いてはる。
 この本の「今、なぜ日本の伝統音楽を学校の音楽教育にとり入れるのか」と言う頁から、次の3項目をもって、この本の特色の紹介としましょう。
(イ)「自国の音楽のよさを、誇りを持って、自分の言葉と音楽で
  語ることが出来る子どもを育てたい。
(ロ)これからの時代の日本の音楽文化を創造していく子ども達が、
  我が国の伝統的な音楽の特徴を、美しいもの、価値あるもの
  として理解していてほしい。
(ハ)和楽器の指導を通して、今、日本人が忘れかけている日本文
  化の良さに気づかせ、日本人に息づく感性を呼び覚ましたい。
 ※ 廃刊になりましたので、図書館でどうぞ ! 
著者
清水宏美
「多文化の音楽化」「国際理解教育」「総合化」 や 「知る」「体験する」「広げる」 などの音楽の世界を広げるポイントと、いろいろな学習活動の視点から、10の音楽を紹介し、実践編を紹介した本としては、唯一この本だけでしょう。嬉しいことに、20年ほど前からの千変万化な実践事例が掲載された本や、独立した本が、実に11頁にも渡って紹介されているのも、この本の大きな特色であろう。
 それを全部を購入しての読破は不可能やけど、地球音楽の音楽作りへの基となってくれるでしょう。当工房の主も役立ってます。皆さんも是非どうぞ。
 日本からは、「箏」「雅楽」「阿波踊り」「沖縄」「祭囃子」を、外国からは「竹の国・フィリピン」「隣国の韓国」「悠久の国・インド」「多彩なアフリカ」「情熱の国・スペイン」を選ばれているが、どれも現場で、なるほどと納得されるでしょう。
書店や楽器屋さんで、購入・注文できます。
 本を開いて、へーっ、なるほど ひざ ポン を お勧めします。 ほんまにほんま !   
 清水先生の指導する中学校は、NHKのDVD教材「日本の伝統芸能の魅力」で、「三味線ってかっこいい!」の実践を紹介する学校として登場してはる。
 子ども達を、「次は何をするん?」「こんなんしたい!」などと、いつの間にか引き込んでいく指導には、惚れ惚れする。
 「見通しを持った年間計画」「新しい評価の考え方に基づく授業実践」「短時間でも出来る!必修授業の実践例」「多様な音楽体験への広がり!選択授業の実践例」での、日本音の楽や文化への子ども達を導く様、学校や地域をも引き込む心意気は、明るくて飾らなくて堂々とした素敵な人柄であろう。まだ、和楽器の実践に躊躇してはる中学校の先生方は、この本から出来そうな実践を一つでも取り組んで見て下さい。そして、もう一つ、又もう一つ と、子ども達と共に歩んでみて下さい。
授業のための「日本の音楽・世界の音楽」
著者
山内雅子
大原啓司
著者
茅原芳男
日本音楽の授業  
著者
山内雅子
著者
島崎篤子
加藤富美子
 本書は、箏を使った指導に実績のある東西二人の現役の教師、山内雅子先生と大原啓司先生の2人が、互いのよさを認め合って生まれた画期的な楽譜・教材集です。
 日本の伝統的な楽器としての魅力を大切にしながら実践を重ね、初めて箏に触れた児童生徒を僅か数時間でステージにのせてしまうのが山内流。地球音楽の客観的な基本の上に、箏の可能性を最大限に生かして活用する技では群を抜く存在で、しかも、全国小・中学生箏曲コンクール小学校団体の部で8度の国優勝を遂げてきたのが大原流のようです。
 日本古謡から、わらべうた、民謡、創作、今流りの曲から、アジア・西洋の音楽まで紹介した曲集の宝庫です。学校現場の先生から、教員を目指す学生さん、趣味で箏を楽しみたいとお考えの方まで、CDも添付され、どなたにも満足いただける内容です。
 今のところ、日本の伝統音楽や洋楽に対応した箏の楽譜は色々出版されていますが、微分音やアジアの音楽、わらべ歌は関西弁などにも対応し、しかも、様々な音楽の融合した饗宴をも紹介した曲集は、唯一この本だけでしょう。 
 ※ 10年続いて廃刊になりました。 図書館でどうぞ !