授業や音楽会ですぐ使える
楽しい箏楽譜集CD付き
著者 山内雅子・大原啓
出 版 社 音楽之友社
価  格 4410円(税込み) 
発  刊 平成14年12月
第7印刷 平成23年9月 

平成24年 廃刊となりました。 
地球音楽広場に
戻る時、
一緒に踊って下さい。
目次
書評
この本の、学校向け用の箏に関する本や、他の箏楽譜集にない大きな特色を、
一言で言うと 次の点や 思います。

 《箏の可能性を最大限に活用し、地球音楽を》
 《モーツァルトからケチャまで》

 この本の特色は、次の色々な点に対応していることです。

(イ)1面を3人で奏でる方法で面数の少ない学校にも対応
(ロ)わらべ歌は関東弁だけでなく関西弁などにも対応
(ハ)21世紀の主役を担うアジアの音楽に対応
(ニ)箏という楽器の特性や可能性を追求した利用法にも対応
  1) 箏の親戚の楽器「サントゥールやカーヌーン」の奏法の応用
  2) 柱の調節でどんな音程も作れる観点からしたら、
   世界中の音楽が演奏できるので、「楽器の王様」とも言える。
    それを生かし、4分の3音などガムランの調弦の利用
  3) 難しい曲も簡単に奏でる自由な柱並びの採用
  4) 歌舞伎下座音楽の利用
  5) 箏の合奏だけでなく、リコーダーとの合奏や小鼓との共演、
    5音音階の特性を生かし様々な曲との饗宴など、
    授業や音楽会にすぐ使える編曲を多数採用
(ホ)楽譜は、五線譜に数字譜を併用してるので、
   洋楽専門の先生方にも、箏の先生にも解り易い。

 ※ もののけ姫を歌舞伎のお囃子に乗せた発想は、
  頭の柔らかい御方には受け入れて頂ける、思います。ほんま。
   これを思いついたのは、
  この歌の旋律線に、日本音楽の特性を見いだしたことからです。
   みなさんも、確かな裏付けをもとにした柔らかい発想で、
  色々な音楽の組み合わせを楽しんで下さい。